8/6は、みどりの化学~緑色を鮮やかに調理する の教室でした。
やさいの緑の色素はどんな物質で、どんな役割をしているのか。
そして、調理のときにどんな条件がそろうと、変色するのか。
そんなことを実験を交えながら学びます。
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昨年の秋からはじめ、初めて夏に開催したのですが。
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実験結果が、ほかの季節と違う、、、!
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緑色が濃い。
変色しにくい。
夏は、色素がたくさん存在しているのかな、と思いました。
みどりの色素は光合成を補助する役目。
太陽ぎらぎらで気温も高い夏は、光合成が安定的にたくさんできる。
だから、補助する役目のみどり色素もたくさん生成される、とか。(推測です)
むらさきの色素も季節や産地によって色移りの仕方が異なるのですが、
みどりもこうして目で見える現象で違いが出るとは思ってなかった。ひとつ、学び。
夏の野菜は色が変わりにくい、と仮定して、今まで(これは色変わる、、!)ということをあえて調理してみようかな。
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調理で色が変わること。
外からやってきた物質と反応 → 変色
が基本ですが、
細胞内の物質と反応→ 変色
のこともある。
だから、やさいによって変色のしやすさが異なったりする。
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みどりの化学は、みどり野菜の季節が終わっていくので、いったんお休みです。
秋はむらさきの化学を開催しますよ。
(ピーマンの写真は、以前のもの。調理時間を変えてどれくらい色が違うか、の実験です)